
僕らはやがて星になる

いつだか、ゼミの最中先生の口からそんな言葉が出てきました。
宇宙の形成過程の話をされていた最中だったと思います。
宇宙ができて間もない時期は
水素、ヘリウムといった軽い物質で形成されていたらしいです。
それから時計がその意味を失うほど時間がたつに従って、
軽い物質は、やがていくつかの重い物質になるそうで、
最終的に鉄になるらしい。
鉄というと、惑星の核にあたる部分ですよね。
私たちの体を形成する元素もいつかは鉄となり、
核へと至るのでしょう。
そう考えると不思議ですよね。
星から生まれたのに私たちは星に似ず、
けれども最終的には星自身になる・・・とか。
難しい話だったせいもあるかもしれません。
真偽の判断のつかない仮説ではありますが、
浪漫とも畏怖ともつかない、よくわからない気持ちになりましたとさ。

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